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債務整理したい個人事業主が知っておきたい基礎知識

フリーランスや自営業など、個人で事業を営んでいる個人事業主の場合、借金が返せなかったらどんな方法で解決すればいいのか悩んでしまうかもしれません。

ここでは、個人事業主が債務整理をする場合はどうすればいいのか、基本的な知識を説明していきます。

個人事業主でもできる債務整理とは?

個人事業主であっても、債務整理自体ができないということはありません。しかし、自営として営んでいる事業がある場合は、債務整理のやり方によっては事業を続けられなくなってしまうことがあります。

個人事業主が最もやりやすい債務整理は任意整理

任意整理の場合、裁判所を通さない任意の手続きなので、どの借金を整理するかを自由に選ぶことができます。

例えば、個人事業主でも銀行などの金融機関以外に、取引先から借金をしているという人もいるでしょう。個人再生や自己破産だと、仕入れの買掛金がある場合、それも借金の一つとして分類され、整理の対象となってしまいます。

しかし、任意整理であれば買掛金を債務整理の対象から外し、他の借金のみを整理することができます。銀行・クレジットカード会社・消費者金融といったところからの借金は、利息の全額カットや返済期間の延長に応じてもらえることがほとんどなので、それだけでも返済の負担はかなり軽減できるでしょう。

★借金額が大きい個人事業主の債務整理
個人事業主の場合、事業資金の調達などの目的で金額の大きい借金をすることもあるでしょう。そのような場合は、個人再生を選べば借金の元本を5分の1程度まで減額してもらえます。また、自己破産を選んで借金の返済義務自体を免除してもらう方法もあります。

ただし、個人再生では持っている財産をすべてお金に替えた価値以上の金額を返済する必要があります。また、自己破産では財産をほとんどすべて処分しなければなりません。

そのため、デメリットを事前に把握して、最適な債務整理を選ぶことが重要だといえます。

まとめ

個人事業主であっても、債務整理を行うこと自体は問題なくできます。

買掛金を借金として整理したくない場合は、任意整理を選んで買掛金以外の借金を整理するとよいでしょう。

任意整理で解決できない借金額の場合は個人再生や自己破産を選べばより大きな借金減額効果を得ることができますが、デメリットは事前に把握しておくようにしましょう。