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債務整理するべき借金額の目安は「払えなくなったら」

債務整理自体には、「借金額いくらから」という決まりはありません。

債務整理を検討するべき借金額は、「返済するのがつらい」と思った金額だと考えて大丈夫です。債務整理は3種類あるので、借金額と収入に応じて適切なものを選ぶことになります。

ここでは、どの程度の借金額ならどの債務整理を選ぶとよいかを、簡単にまとめていきます。

任意整理は借金額300万円くらいまでを扱える債務整理

任意整理とは、利息を全額カットとしたうえで、返済期間を60回払いなどの長期に調整してもらえる債務整理です。

任意整理では元本を減額してもらうことはできないので、手続き後に毎月返済を続けていける程度の借金額までしか扱うことができません。

60回払いで返済するとしたら、元本が300万円だと毎月5万円を返済に充てることになります。一般的な収入の人ならそれが限度か、もう少し小さい借金額までしか任意整理で解決することはできないでしょう。

個人再生は借金額100万円~5000万円を扱える債務整理

個人再生は借金の元本を5分の1程度に減額してもらえる債務整理で、債務整理の中で唯一扱える金額がはっきり決まっています。

個人再生では元本を100万円未満に減額してもらうことはできません。また、借金額が5000万円を超える場合は個人再生を行うことができません。

したがって、元本が100万円未満の場合は任意整理、5000万円以上の場合は自己破産を選ぶことになります。

自己破産は他の債務整理で解決できない借金額のときに選ぶ

自己破産には借金額いくらからという明確な基準はありませんが、任意整理や個人再生で解決できる程度の借金額の場合は、自己破産を認めてもらえません。

しかし、例えば借金額に対して収入がかなり少なかったり、まったく無かったりする場合は、借金額が100万円以下などの小さい額でも自己破産ができる可能性はあります。

まとめ

任意整理で扱える借金額に下限はありませんが、上限としては手続き後の返済を続けていける程度の借金額までとなります。目安としては、元本を60で割ってみて、毎月その金額を返済できそうなら任意整理を選べます。

個人再生は、借金額100万円~5000万円の場合に選ぶことができる債務整理です。

自己破産は、任意整理や個人再生では解決できないくらいの借金額の場合に選ぶことができます。自分の収入と借金額のバランスで認められるかどうかが判断されるので、収入が少ない人は借金額が小さくても自己破産を認めてもらえる可能性があります。